image image LUMIX Color Lab LUMIX Color Lab

About Color Lab

予め設定された色表現に留まらず、
クリエイターのオリジナルの色表現を
追い求めることにより
新たな表現を切り拓く。

ムービー部門とスチル部門とで、
クリエイターオリジナルの色を表現した
LUTPresetPhotoStyleを紹介していきます。

また、ワークショップ・ウェビナー・展示会などの
連動施策を実施することにより、
「色」に対してクリエイターと共に
深く追求する機会を設け、
さらにはクリエイターへのインタビュー
様々な視点から「色」に対する見解を
紐解いていきます。

Concept

COLORS OF LUMIX

色は、創造そのものだ。
被写体を独自の視点で切り取り、
表現へと昇華していくクリエイター。
そのクリエイティビティに寄り添い、
インスピレーションを喚起し、
彼らのイマジネーションを具現化すること。
それこそが、LUMIXの使命だと考えます。
新たな表現領域へ、切磋琢磨していく仲間として
唯一無二の存在になれるよう
LUMIXは進化しつづけます。

この度、クリエイターと共に
新たな表現を切り拓く場として、
LUMIX Color Labを設立いたしました。

Member

Fellow

  • 万城目 瞬

    フォトグラファー

    万城目 瞬

  • 曽根 隼人

    映像監督

    曽根 隼人

CreatorLUT, Preset, PhotoStyle

  • LUT

    田中 崇

    DIT

    田中 崇

  • LUT

    前大道 豊

    撮影監督

    前大道 豊

  • LUT

    クマザワコータロー

    音楽クリエイター / 写真・映像カメラマン

    クマザワコータロー

  • LUT

    Shukei Fujii

    映像クリエイター

    Shukei Fujii

  • Preset

    しふぉん

    フォトグラファー

    しふぉん

  • Preset

    イノウエ

    フォトグラファー

    イノウエ

  • Preset

    Ken Tanahashi

    フォトグラファー

    Ken Tanahashi

  • Preset

    Kazoo

    フォトグラファー&映像クリエイター

    Kazoo

  • PhotoStyle

    上田 晃司

    写真家

    上田 晃司

  • PhotoStyle

    コムロミホ

    写真家

    コムロミホ

  • PhotoStyle

    豊田 慶記

    フォトグラファー

    豊田 慶記

万城目 瞬

フォトグラファー

万城目 瞬Fellow

東京都在住のフォトグラファー 兼 株式会社DopeZine CEO。2015年から趣味で写真を始め、ポートレート及びスナップを中心に撮影を行う。2019年からWebメディアや写真コミュニティを立ち上げ、2021年にプロモーション事業・フォトグラファー支援を行う株式会社DopeZineを設立する。フィルムやデジタルを問わず写真を制作しており、自分の興味を具現化する手段の一つとして写真を扱い、写真・動画・マーケティングを組み合わせた制作を行う。

曽根 隼人

映像監督

曽根 隼人Fellow

BABEL LABEL所属。無印良品のパリでのプロモーション映像”TOKYO PEN PIXEL"では世界三大広告祭の一つ「ONE SHOW」や、アジア最大の広告祭「ADFEST」、「SPIKES ASIA」をはじめ多くの賞を受賞。大村市のPR動画"大村市なんて大嫌い"では、「福岡広告協会賞」「ぐろ~かるCM大賞2019」で受賞した。テレビ朝日系列ドラマ「封刃師」監督。NHK Eテレ「テクネ 映像の教室」「うたテクネ」では、プロデューサーとして活躍中。

田中 崇

DIT

田中 崇LUT Creator

1977年生、東京都出身。VE深化型DIT。
撮影技術会社やポストプロダクション撮影部署などに所属。 テレビドラマ、情報番組、音楽ライブ、MV、VP、CMなどにVE/DITとして携わる。 2021年独立。

前大道 豊

撮影監督

前大道 豊LUT Creator

1996年生まれ。広島出身。
制作会社でカメラマンとして勤務しながら、
個人の活動としてもMVや短編作品を監督している。

クマザワコータロー

音楽クリエイター / 写真・映像カメラマン

クマザワコータローLUT Creator

神奈川県横浜市保土ヶ谷区出身、平成元年生まれ33歳。
音楽業界でインディース音楽のアーティストを中心にMV、ドキュメンタリー制作、ライブや宣材撮影などをワンストップに行うマルチクリエイター。

Shukei Fujii

映像クリエイター

Shukei FujiiLUT Creator

1994年 広島県生まれ。メーカーの海外営業部に勤める傍ら、趣味で始めた映像制作に夢中になる。
約40ヵ国の旅経験で培った感性や語学力を活かし、「日本の魅力を世界中に届けたい」という想いのもと、観光PR / Vlog / ドキュメンタリーなどの映像を制作。
現在は旅行メディアやカメラメーカーとのコラボに注力。Panasonic LUMIXとのコラボ企画「LUMIX CINEMA」にて長野県阿智村のPR動画制作実績あり。

しふぉん

フォトグラファー

しふぉんPreset Creator

佐賀県出身のフォトグラファー。2021年に大学卒業後、東京を拠点にフリーランスフォトグラファーとして活動中。
2021年には初の写真集『白日夢』を上梓し、様々なジャンルを撮影する中でも一貫して“誰が見ても気持ちのいい写真“をテーマとして、特に構図や色にこだわりを持っている。また、企業案件や観光PR案件、雑誌への寄稿、記事の執筆等、幅広く活動している。

イノウエ

フォトグラファー

イノウエPreset Creator

2000年生まれ千葉県出身、大学在学中。(2022年現在)
コロナ禍で大学生活の行き詰まりから、写真を始める。
「心を動かす、何ともない素敵な日常。」をテーマに撮り続ける。
2年でSNSの総フォロワー数は現在10万人と、人気急上昇中のフォトグラファー。
近年では雑誌やメディア掲載から写真教室や旅行代理店とのタイアップなど、若くして活動の幅を広げている。

Ken Tanahashi

フォトグラファー

Ken TanahashiPreset Creator

2016年から本格的に写真を撮り始める。
普段はストリートフォトや日常フォトを中心にスナップ写真を撮影している。
また、複数の写真系キュレーションアカウントの立ち上げやWEBメディアへの記事の寄稿、写真系コミュニティ『Comodo』を運営する株式会社DopeZineでマーケターとしても活躍している。

Kazoo

フォトグラファー&映像クリエイター

KazooPreset Creator

「4畳半部屋で撮る私なりのテーブルフォト」をテーマに日々SNSに投稿。
写真or映像で、コーヒーやスイーツなどをレトロな雰囲気でお届けしている。

上田 晃司

写真家

上田 晃司PhotoStyle Creator

米国サンフランシスコに留学し、写真と映像を学び、CMやドキュメンタリーを撮影。
帰国後、写真家塙真一氏のアシスタントを経て、フォトグラファー、映像作家として活動開始。新しい技術をいち早く取り入れ、写真や映像表現に活かしている。2014年頃からはドローンを取り入れた撮影も行っている。
現在は、雑誌、広告を中心に、ライフワークとして世界中の街や風景を撮影。講演や執筆活動も行っているほか、LUMIX アカデミーでも講師を務める。

コムロミホ

写真家

コムロミホPhotoStyle Creator

文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。
撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラフィーを志すことを決意。
アシスタントを経て、現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークに旅を続けている。
カメラに関する執筆や講師も行う。またYouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」でカメラや写真の情報を配信中。
カメラや写真が好きな人が集まるアトリエ「MONO GRAPHY Camera & Art」をオープン。

豊田 慶記

フォトグラファー

豊田 慶記PhotoStyle Creator

1981年広島県生まれ。
植田正治・緑川洋一・メイプルソープ等の写真に感銘を受け写真家を志す。
スタジオマン・デジタル一眼レフ開発を経てフリーランスに。
2014年よりカメラグランプリ外部選考委員。

Creator’s Works

LUT

映画やMVなどで使用されることの多いLUT。撮影した動画のテーマに合わせたLUTを適用することで、目的に応じて動画が伝えるイメージを高めることができます。LUMIX Color Labでは、映画・MV・PR映像・広告映像など幅広いジャンルで活躍するクリエイター達が制作した自身の作風を表現するオリジナルのLUTを紹介していきます。ご自身の映像作品とクリエイターの「色」をかけ合わせ、表現の幅を広げることにお役立てください。

LUTの使い方はこちらをご覧ください

LUTの使い方

LUTのダウンロード

1.今閲覧いただいているページの「Creator’s LUT」という場所に移動してください。
2.ダウンロードしたいLUTを選択してください。

LUTのダウンロード1

「Download」ボタンを押すと、ダウンロードが始まります。

LUTのダウンロード2

※ダウンロードするためには「LUMIX BASE TOKYO」への会員登録が必要です。
ログインしていない場合は以下のような画面が表示されますので、その場合は矢印の先よりログインまたは新規会員登録していただき、再度お試しください。

LUTのダウンロード3

DaVinci ResolveへのLUTの読み込み

画像を参考に以下の操作を行ってください。
1.カラーページを開きます。
2.LUTパネルを開きます。
3.適当なLUTフォルダの上で右クリックしてください。
4.「Finderで表示」をクリックしてください。(Windowsの方は「エクスプローラーで表示」となります。)

DaVinci ResolveへのLUTの読み込み1

すると、Macの方はFinderで、Windowsの方はエクスプローラーにて、「LUT」というフォルダが表示されます。 先ほどダウンロードしたLUTを開くと現れる「LUT名.cube」というファイルを、LUTというフォルダにコピーしてください。
※複数のLUTをまとめて入れる場合は、何かフォルダを作ってそれに入れると管理しやすくなるためおすすめです。

DaVinci ResolveへのLUTの読み込み2

DaVinci Resolveに戻り、LUTフォルダ上で「右クリック」→「更新」をクリックするとLUTの読み込みが完了します。

DaVinci ResolveへのLUTの読み込み3

DaVinci ResolveでのLUTの反映方法

では、最後にLUTを反映してみましょう。
今回のLUTを反映させるには、V-LogやV-Log LといったフォトスタイルでLog撮影した素材をご用意ください。

まずはタイムラインに素材を追加します。エディットページを開き、素材をドラッグ&ドロップしてください。

DaVinci ResolveでのLUTの反映方法1

次にカラーパネルを開き、LUTパネルとノードパネルを両方とも開いてください。

DaVinci ResolveでのLUTの反映方法2

任意のLUTを選び、ノードにドラッグ&ドロップします。

DaVinci ResolveでのLUTの反映方法3

工程としては以上です。
撮影環境などによって、そのままLUTを当てるだけでは本来の色味を出せない場合があります。その場合は細部をご自身で調整してみてください。

Creator’s LUT

作例の本編をご覧になりたい方はこちら

01dramaticviolet

by 曽根 隼人

映画らしいトーンを残しつつ、スキントーンも重視しました。恋愛感のある物語やMVに向いてるLUTです。

02cinebasemodeA

by 曽根 隼人

LUMIXのポテンシャルを引き出しつつ、シネマカメラのトーンを意識したLUTです。これをベースに仕上げていくこともできる基準的なLUTです。

03desert

by 田中 崇

コントラストを少し上げ、階調は明部を抑え、暗部を少し明るくしています。また、ハイライトにオレンジが強く出るようにし、シャドウにブルーをかけています。締まりがあって刺々しく攻撃的なイメージで荒廃的なシーンに向いています。

04sengo

by 田中 崇

色温度を上げてイエローをかけ、画質に古めかしさが出るように仕上げています。また、コントラストを下げ、彩度を落としています。

05HollywoodBlue_Day

by 前大道 豊

肌色の彩度を落としつつ全体的に青みがかった色味にすることで、緊張感のある色味に仕上げました。

06HollywoodBlue_Night

by 前大道 豊

暗いシーンにも対応できるようにシャドウを落とし過ぎず、尚且つのHollywoodBlueの雰囲気を崩さないような色味に仕上げました。

作例の本編をご覧になりたい方はこちら
LUT(by クマザワ)の紹介及びLUTの使い方はこちらでも紹介しています。

01Realistic Cinetone

by クマザワ

スキントーンをイエロー寄りにチューニングした低彩度、低コントラストでシネマライクなベースLUTです。お好みのルックを仕上げるための叩き台として使用出来る汎用性があります。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

02Realistic Filmtone

by クマザワ

スキントーンをイエロー寄りにチューニングし、低彩度でフィルムライクなコントラストを持ったベースLUTです。お好みのルックを仕上げるための叩き台として使用出来る汎用性があります。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

03Dramatic BlockBuster

by クマザワ

フィルムライクなコントラストを持ったオレンジを基調にコンプメンタリーでバランスしたブロックバスタールックのクリエイティヴLUTです。MVやVlogなどで、昼夜、屋内外を問わずにお使い頂けます。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

04Nostalgic BleachByPass

by クマザワ

ローキーで低彩度、高コントラスト、シャドウの立ち上がりがよく粘る銀残しルックのクリエイティヴLUTです。MVやVlogなどで、渋さや緊張感を演出したい、質感を強調したい際に向いています。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

05Majestic Noir

by クマザワ

ローキーで高彩度、高コントラスト、ハイライトを抑え、シャドウは締まりながらも粘りあるルックのクリエイティヴLUTです。MVやVlogなどで、真夏の夜のギットリした湿度感やシャドウの艶感の表現に向いています。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

06Romantic Memory

by クマザワ

ややハイキーで、イエロー寄りのスキントーンに対しスプリットコンプメンタリーを強調したカラーバランスのクリエイティヴLUTです。MVやVlogなどで、スッキリとした抜け感、透明感を演出したい際に適しています。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

07Silky Chrome

by クマザワ

粘りのあるシャドウとハイライト、そして豊かなミッドトーンのモノクロームLUTです。全体的に柔らかいトーンに仕上げてあるので回想シーンに適しており、モノクロルックの叩き台として使用出来る汎用性があります。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

08Selen Chrome

by クマザワ

セレニウム調色をイメージした冷黒色が印象的な腰のあるクリエイティヴモノクロームLUTです。よりトーンが豊かに感じられるモノクロームルックを得たいシーンに適しています。
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

01S-Teal & Orange

by shukei

ハリウッド映画でもよく用いられるティール&オレンジの色味をベースにした、様々なシーンで活用できる万能なLUTです。
特に海辺や雪景色との相性が良いですが、基本的にどんなシーンにも使えます。
※コントラスト弱め(ファイル名の末尾が1)とコントラスト強め(ファイル名の末尾が2)をご用意していますので、お好みに合わせてご利用ください
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

02S-Deep Forest

by shukei

少し青みがかった深い緑色をベースにしたLUTです。
緑が多いシーンとの相性が良く、特に夏の草木が生い茂った山や森などで活用できます。
※コントラスト弱め(ファイル名の末尾が1)とコントラスト強め(ファイル名の末尾が2)をご用意していますので、お好みに合わせてご利用ください
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

03S-Golden Hour

by shukei

全体的にオレンジ色に寄せた色味をベースにした、夕日のシーンに使えるLUTです。
特に夕日が沈む直前の柔らかい光が入る時間に当てるのがおすすめです。
※コントラスト弱め(ファイル名の末尾が1)とコントラスト強め(ファイル名の末尾が2)をご用意していますので、お好みに合わせてご利用ください
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

04S-Night Time

by shukei

シャドウに青緑、ハイライトを黄色・オレンジに寄せた色味をベースにした、夜のシーンで活用できるLUTです。
街中のイルミネーション、夜景、キャンプなど様々な夜のシーンで活用できます。
※コントラスト弱め(ファイル名の末尾が1)とコントラスト強め(ファイル名の末尾が2)をご用意していますので、お好みに合わせてご利用ください
※10bit V-Log素材でのご利用を推奨いたします (8bit素材の場合、色がイメージ通り反映されない可能性もあります)

Preset

SNSで多数のフォロワーを抱えるクリエイターによるオリジナルのPreset。様々なシチュエーションでそれぞれのクリエイターの「色」を表現しています。表現する作品のシーン・感情・ストーリーに合わせて、クリエイターの「色」をご自身の作品に適用してみてください。イマジネーションを具現化させ、新たな表現領域へ挑戦いただけるよう、今後も様々なPresetを公開していきます。

Presetの使い方はこちらをご覧ください

Presetの使い方

プリセットのダウンロード

1.今閲覧いただいているページの「Creator’s Preset」という場所に移動してください。
2.ダウンロードしたいプリセットを選択してください。

プリセットのダウンロード1

「Download」ボタンを押すと、ダウンロードが始まります。

プリセットのダウンロード2

※ダウンロードするためには「LUMIX BASE TOKYO」への会員登録が必要となります。
ログインしていない場合は以下のような画面が表示されますので、その場合は矢印の先よりログインまたは新規会員登録していただき、再度お試しください。

プリセットのダウンロード3

プリセットの使い方(Lightroomの場合)

Lightroomへのプリセットの読み込み

「ファイル」→「プロファイルとプリセットを読み込み」を選択してください。

プリセットの使い方(Lightroomの場合)

Finder(Windowsの方はエクスプローラー)が立ち上がるので、ダウンロードしたプリセットを選択してください。

Lightroomへの画像の読み込み

画像を参考に以下の操作を行ってください。
1.写真パネルを開きます。
2.「写真を追加」をクリックします。

Lightroomへの画像の読み込み1

Finder(Windowsの方はエクスプローラー)が立ち上がるので、お好きな画像を選んでください。

読み込みたい画像が選択されているか確認し、右上の「写真を追加」ボタンを押します。

Lightroomへの画像の読み込み2

Lightroomでのプリセットの反映方法

編集パネルからプリセットを選択し、先ほど読み込んだプリセットをクリックすると反映されます。

Lightroomでのプリセットの反映方法

プリセットの使い方(Lightroom Classicの場合)

Lightroom Classicへのプリセットの読み込み

「ファイル」→「現像プロファイルとプリセットを読み込み」を選択してください。

Lightroom Classicへのプリセットの読み込み

Finder(Windowsの方はエクスプローラー)が立ち上がるので、ダウンロードしたプリセットを選択してください。

Lightroom Classicへの画像の読み込み

以下の読み込みボタンをクリックします。

Lightroom Classicへの画像の読み込み1

1.読み込みたい写真を選択します。
2.「読み込み」をクリックします。

Lightroom Classicへの画像の読み込み2

Lightroom Classicでのプリセットの反映方法

1.現像タブを開きます。
2.左枠のプリセット内から、先ほど読み込んだプリセットをクリックすると反映されます。

Lightroom Classicでのプリセットの反映方法

Creator’s Preset

before after

01colors-Saudade

by 万城目

colors-Saudadeはポートレート写真及びスナップ写真に適したプリセットです。サウダージはポルトガル語で憧憬、思慕、甘苦くて憂鬱な気持ちといった感情を表す言葉です。喜怒哀楽と言った分かりやすい感情や大きな変化はないけれど、どこか切ないような雰囲気を写真に付与します。よく晴れた日の朝や夕方の太陽光に照らされたシチュエーションに適しています。ポートレート写真の場合、モデルさんの顔に対して太陽光を順光で撮影し、このプリセットをあてていただくと雰囲気と質感を付与できます。スナップ写真の場合は木漏れ日やビルの影などの光と影のコントラストの高いシチュエーションでの使用がおすすめです。

before after

02colors-DustyBlue

by しふぉん

少しくすんだブルーが特徴的な万能プリセットです。青の彩度を少し落とし、くすんだニュアンスカラーに仕上げ、暗部を引き詰めつつコントラストを下げているので、全体的に落ち着いた爽やかな雰囲気の写真に仕上げることができます。また、クセが少ないので露光量やWBの調整のみで、日中の写真であればシティースケープ写真やスナップ写真からポートレート写真まで、幅広いジャンルで使用していただけます。特に青空の写った写真では、空の青が印象的な一枚に仕上げることができるのでおすすめです。

before after

03colors-NostalgicGreen

by イノウエ

フィルム写真のようなノスタルジックな雰囲気を楽しむことができます。シャドウに緑色が、そしてハイライトにはオレンジの暖色が入ることによって優しく温かい色味を表現しています。主に街のスナップ写真に使うのに適しており、特に順光で撮影した写真ですとそのまま使っても質感が崩れずに世界観を作り込むことができるためおすすめです。また露出設定を調整していただくことで、なにげない日常を撮った室内での写真や、料理も含めてその他の多くの場面に適応して使用することができます。基本的に少し露光量を上げてハイキーで現像するとプリセットの良さが活きやすいです。

before after

04colors-DarkHumid

by Ken Tanahashi

colors-DarkHumidは街で撮られたストリートスナップ写真のために作られたプリセットです。派手さはないけれど、少し暗めな落ち着いたトーンに仕上げることができます。晴れた日や明るい時間帯に撮影された写真よりも、曇りの日や小雨の日に撮影された写真に向いており、ダークで湿った空気感を表現しています。また、逆光時の明暗差が激しい場面や、光と影によって生み出されるシルエット写真にも適しております。具体的にはビルとビルの間の影になっている空間や狭い路地裏のように太陽の光があまり届かない薄暗い場所などで特に活躍してくれると思います。

使い方や詳しい説明、また作例は
こちらでも紹介しています。
before after

05colors-RetroCafeStyle

by Kazoo

日中の自然光が入るテーブルフォトを想定したプリセットになります。窓辺から入る半順光〜半逆光の自然光で撮影された写真に適用すると、より明暗が引き締まった印象となります。色味としては全体的に彩度を落としてコントラストを強調して、レトロな雰囲気になるよう調整しました。またシャドウに寒色、ハイライトに暖色を加味してフィルムライクを目指しました。露光量やコントラストの調整のみでご使用頂けます。このプリセット適用後、プロファイルの項目で「モダン8」か「ヴィンテージ6」に変更して頂くと、よりレトロ感が強調されおすすめです。

使い方や詳しい説明、また作例は
こちらでも紹介しています。

Other Preset

3人のクリエイターによる印象的なPresetに加えて、様々なシーンに合わせやすい27種類のPresetを紹介します。

Produced by 万城目&研究員Kou

Emotion_Angry
Emotion_Cute
Emotion_Emo
Emotion_Feels
Emotion_Happy
Emotion_Nostalgy
Emotion_Relax
Emotion_Sad
Emotion_Terror
Emotion_Angry

Angry

Emotion_Cute

Cute

Emotion_Emo

Emo

Emotion_Feels

Feels

Emotion_Happy

Happy

Emotion_Nostalgy

Nostalgy

Emotion_Relax

Relax

Emotion_Sad

Sad

Emotion_Terror

Terror

01Emotion

Prodused by 万城目&研究員Kou

Emotionは「感情」をイメージして制作したプリセットです。人の感情には喜怒哀楽はもちろん、恐怖や気楽さ、ノスタルジーなどさまざまな感情があります。写真を見るときにも人は視覚情報から感情を呼び起こします。それは感動なのか悲しみなのか人それぞれです。感情を色味で表すときっとこのようなイメージかなという観点で制作しているので、写真に当てはめて自分の感情の色と合うかお試しください。ポートレート写真やスナップ写真、風景写真など汎用性が高いので、感情の効果を試したいという時におすすめです。

Film_Blue
Film_Classic
Film_Expierd
Film_Green
Film_Monochrome
Film_Night
Film_Posi
Film_Warm
Film_Yellow
Film_Blue

Blue

Film_Classic

Classic

Film_Expierd

Expierd

Film_Green

Green

Film_Monochrome

Monochrome

Film_Night

Night

Film_Posi

Posi

Film_Warm

Warm

Film_Yellow

Yellow

02Film

Prodused by 万城目&研究員Kou

Filmは「フィルム」をイメージして制作したプリセットです。 デジタルでフィルムを再現しようと研究した成果です。フィルム風ではメジャーな黄色、青、緑といった色味がかったものをメインに、モノクロームやポジフィルム風のプリセットも制作してみました。特殊効果として期限切れフィルムや、現代フィルム風、映画用フィルム風などの、フィルム風ではあまり使われないものも制作してみましたので試してみてください。Filmは写真を問わず使用できると思いますので、お好きな写真に当ててみてください。

Situation_Cafe
Situation_Cinematic
Situation_CyberPank
Situation_Evening
Situation_Hometown
Situation_Metalic
Situation_Morning
Situation_SkyColor
Situation_TealOrange
Situation_Cafe

Cafe

Situation_Cinematic

Cinematic

Situation_CyberPank

CyberPank

Situation_Evening

Evening

Situation_Hometown

Hometown

Situation_Metalic

Metalic

Situation_Morning

Morning

Situation_SkyColor

SkyColor

Situation_TealOrange

TealOrange

03Situation

Prodused by 万城目&研究員Kou

Situationは「さまざまなシチュエーション」をイメージして制作したプリセットです。映画で良く使われるティールアンドオレンジやサイバーパンクといった色調をあえて崩したプリセットから、朝昼夜といった時間帯によって雰囲気を変えたもの、空やカフェ、田舎といった場所に関したプリセットをSituationと名付けました。シチュエーションごとにプリセットが制作されているので、名前の通りの被写体を写した写真に適用させてみるのがおすすめです。

PhotoStyle

LUMIXには色味や画質の調整などが予め設定された色表現「フォトスタイル」が標準装備されています。さらに彩度や色味などを調整することでクリエイターの自分らしい「表現力」を写真や動画に付与することが可能です。「LUMIX Color Lab」では、クリエイターが細部までこだわった「フォトスタイル」設定を紹介することにより、クリエイターとメーカーが共に新たな表現を切り拓いていくことを目指しています。

Creator’s PhotoStyle

01PhotoStyle

by 上田 晃司

L.モノクローム

スタンダード

スタンダード

L.モノクローム

L.モノクローム

LUMIXはカラーも美しいが、モノクロも美しい。特に「L.モノクローム」系のモノトーンの美しさはフィルムで撮影したかのような階調の滑らかさと深みがある。特に私が使用するのが、「L.モノクローム」と「L.モノクロームD」だ。
今回の作品は階調とコントラストを優先して「L.モノクローム」で表現した。「ハイライト」から「シャドウ」まで美しく被写体のディテールを表現できている。細かな設定として、「フィルター効果」を調整し、空のトーンを濃く表現。そして、被写体の立体感を出すために「粒状」の調整を行っている。
LUMIXの「粒状」はただノイズを入れているだけではなく、ランダムに入るノイズによりフィルムで撮影したかのような立体感を楽しめる。元のフォトスタイルのパラメーターが優秀なので、調整はシンプル目で撮影することが殆ど思い通りになる。もちろん、天気や時間帯によって多少のパラメーターは調整するが、作品のように快晴の日中などはデフォルト設定プラス、少しのパラメーター調整で思い通りのモノクローム写真に仕上げることができる。カメラでモノクローム写真が完結できるので、難しいモノクロームのトーンを揃えられるのもLUMIXの魅力だ。

Creator’s Recipeクリエイターズレシピ

ヴィヴィッド

スタンダード

スタンダード

ヴィヴィッド

ヴィヴィッド

LUMIXで撮影する時は基本STDで撮影するが、南国や風景を撮影する際は「ヴィヴィッド」または風景を多用する。特に色をしっかりと表現し、コントラストが欲しい時は「ヴィヴィッド」がオススメだ。
作品はキューバで撮影した鮮やかなクラッシックカーと海の写真だ。このシーンではクラッシックカーの鮮やかさとバンパーなど鉄の部分がしっかりと出る設定が重要だ。この作品では「ヴィヴィッド」を選択して仕上げている。
LUMIXの「ヴィヴィッド」は本当に美しく、ただ彩度を上げて鮮やかにしているだけではないので色飽和なども起こりにくい。階調も豊かで彩度が高くなっても自然だ。まるでポジフィルムも見ているかのような透明感とコントラストがとても美しい。
本作品は「ヴィヴィッド」のデフォルト設定に加え、メリハリを強める「コントラスト」を調整、よりシャープに表現するために「シャープネス」を調整、彩度は色飽和しない程度に設定して仕上げている。その結果、海の色は深くなり、空、車の鮮やかさと立体感がさらに強調され思い通りに表現できた。

Creator’s Recipeクリエイターズレシピ

02PhotoStyle

by コムロミホ

L.モノクロームD

スタンダード

スタンダード

L.モノクロームD

L.モノクロームD

マネキン人形にスポットライトのように光が当たっていて、それがとても美しいと感じた。その光の美しさを大切にしながら、仕上がりを決定している。まずフォトスタイルを「L.モノクロームD」にし、「粒状」を調整している。また、光が当たっているマネキンが適正露出になるように、「露出補正」を調整。光が当たっていないところを暗くさせることで、重厚感のあるモノクロ表現になっている。また、ノイズを追加することで、ノスタルジックさを感じる一枚に仕上げられている。

Creator’s Recipeクリエイターズレシピ

L.クラシックネオ

スタンダード

スタンダード

L.クラシックネオ

L.クラシックネオ

海を歩く二人を点景にしながら、海の広がりを感じさせる構図で切り取った。フォトスタイルを「L.クラシックネオ」に設定することで、フィルムで撮影したような独特の色味で表現することができる。それにより、何気ないワンシーンもドラマチックに仕上げられる。
よりフィルムらしさを表現するために、「粒状」を調整し、「色ノイズ」の設定も調整している。それにより、デジタルカメラで撮影したとは思えない味わい深い写真に仕上げることができた。

Creator’s Recipeクリエイターズレシピ

03PhotoStyle

by 豊田 慶記

L.モノクロームS

スタンダード

スタンダード

L.モノクロームS

L.モノクロームS

L.モノクロームSは、本来ポートレートなどで明るく柔らかな肌の表現が得意なフォトスタイルだ。この特徴を利用して、背景を暗く落とし込み被写体のカタチを強調するシーンに用いることで、ハイライトの豊かな階調性とシャドー部の深いトーンによって被写体が浮き出てくるような表現を狙った。
本来コントラストの柔らかなフォトスタイルであるが、背景を暗く落とし込む目的で敢えてコントラストを立てる調整としている。フィルター効果については黄色い花を明るく、つまり白くするために赤を選択した。フィルター効果については対象の色味に合わせて都度調整すると良いだろう。

粒状はディザリング効果を期待して「弱」を選択している。LUMIXでは、粒状はモノクロフィルムの銀粒子の粒状パターンを解析しシミュレートしているので、ランダムノイズをフォトショップなどで追加するよりも自然な仕上がりとなる。ちなみにディザリング効果とはノイズ成分によって脳内で階調の連続性が保たれ、より立体的に見える効果のことである。
輪郭部のエッジを取る目的でシャープネスは若干下げているが、これについてはお好みで。

この設定は、作例のような被写体以外にも曇天や日陰、マジックアワーといった柔らかな光線条件で、背景に対して被写体の方が明るい状況で撮る場合に雰囲気良く仕上がる。

Creator’s Recipeクリエイターズレシピ

フラット

スタンダード

スタンダード

フラット

フラット

LUMIXに限らず、フラットという絵作りには共通して「レタッチベース」というイメージがある。実際にコントラストと彩度が最も柔らかくなっているので調整のベースに最適である。今回はこのフラットをベースに「浅くて硬い」調整を施し、コントラストを下げつつもハイライトとシャドーを立てコントラストを上げるというチグハグな設定によって、新しいどこかノスタルジックでありながらもドライな表現を狙ってみた。このチグハグな設定について、調整値に対する画像の変化量はそれぞれ異なるため、色々と試してみたがこの設定でしか表現出来ない絵作りだった。
こういった極端な調整をするとシーンによっては不自然な再現になることもあるが、LUMIXの画像設計は懐が深く、破綻することなく独自の世界を表現出来るのは嬉しいところだ。

全体の雰囲気としてはL.クラシックネオに近いが、こちらの設定の方がニュートラルな色調となるので、まさにフラットでシーンや被写体を選ばない汎用性がある。作例として花を用いているが、日常スナップなどにもオススメだ。
またデジタル感を薄める為にシャープネスを少し下げている。
応用編として、ノイズリダクションの調整値を下げて高ISO感度で撮れば高感度ノイズによってローファイな感じも出てくる。

Creator’s Recipeクリエイターズレシピ

Interview

万城目 瞬

INTERVIEW 01

万城目 瞬

LUMIXの表現する色って
「一番、素直」なんです。

カメラとの出会い

──初めてカメラを持ったのはいつですか?

万城目:新社会人になった時で、2015年からです。社会人になってやることがなくなったんですよ。大学時代に音楽とか色々やっていたものの、一通り終わってしまって「じゃあ何やろっかな?」と。そんな矢先、カメラに触れる機会があって、そこからカメラに夢中になり、今に至ります。

万城目 瞬

──LUMIXのカメラと出会ったのはいつからですか?

万城目:2021年にLUMIX S5と出会いました。それまでは他のメーカーのカメラを渡り歩いていたのですが、S5を触っていたら意外と手に馴染み、そこからはLUMIX。色味も良いし、階調も良いし、“解像感”も良い。AFだけは少し課題ですね。デジタルでしっかり撮影する時は、写真も動画もLUMIXが多く、スナップ写真など、少し味を入れたいときはLeicaを使っています。

写真において色は重要か否か

──今回立ち上げた「LUMIX Color Lab」にスチル部門のフェローとして参加いただく万城目さんにとって、写真の色づくりについてどうお考えですか?

万城目:色に正解はありません。
モノクロでも、カラーでも、撮って出しの色でも、現像して自分が突き詰めた色は、どんな色でも良いのです。結局は、自分が表現したい「作品」という最終目的地に達するためのアプローチの一つでしかない。日常的なスナップ写真や動画は、どちらかというと記録的な要素が強いから、別にどんな色でもいいんですよ。
でも、やっぱり「作品づくり」なら色は突き詰めるもの。僕は「こんな作品がつくりたいんだ」っていう思いがあるので、その思いを表現するために色づくりをして作品に反映しているのです。

──作りたい作品を表現するためのアプローチの一つとして色を使っているのですね。

万城目:そうですね。すごく単純に言うと、例えばエモいと感じる写真があって、そのノスタルジーを表現するために暖色を選ぶ。あるいは、怒りや恐怖を表現したいから赤を使う。色は写真を構成する要素のひとつで、映像作品のカラーグレーディングに近い考え方かなと思います。
ただ、僕自身はそういうことに、物凄くこだわってるわけではありません。

──色にこだわらないということでしょうか?

万城目:SNSで自分を表現する手段としての「写真では色が重要」ということは分かります。でも、僕はSNSに投稿するために写真を撮っているわけではないので、そういう意味で「こだわっていない」ということです。SNSを見ていると、みんな小手先で色をつくっているので残念だなと思うんですよ。
例えば、シティスケープの写真だったら、みんなが同じような「シティスケープ的」な色味で均一化された写真ばかりを投稿している。「みんなやっているから、それをやっているだけ」とか、「いいね」がたくさんつくから良い写真、あるいは良い色だって感じているだけ。自分の本当のルーツと照らし合わせてみて、「“本当に自分が求めている思い”が伝わるか?」を深掘りされていない写真。
自分が突き詰めていない色を、僕は「小手先の色」と呼んでいます。

万城目 瞬

──「小手先の色」から脱却するにはどうしたら良いでしょうか?

万城目:写真は「撮る数」と「見る数」、「この写真の何が良いのか?」を考える数が増えてくると、読み解く力がついていきます。「ああ、この人はこれが言いたいんだね」ということが分かるようになります。数をこなす経験が必要なのです。その経験が培われると「このユニークなシチュエーションは、あえてビビッドで魅せる」とか、「ここは色でごまかさず対象物にフォーカスさせたいから色はフラットにする」という、選択も生まれるかと思います。

LUMIXの表現する「色」

──LUMIXが表現する色の特徴を言語化すると?

万城目:LUMIXの色って、素直なんですよね。
被写体を見て「なんか良いなあ」って思った気持ちのままで撮れる。言ってしまえば「自分のやりたい作品づくりを邪魔しない存在」、素直に魅せてくれるということです。
「記憶色」でもない、「忠実色」でもない、その中間ぐらいの感覚で撮れるので、撮った写真を見たらその瞬間のシチュエーションや感情がたくさん思い浮かぶように感じます。
それと、今まで使ってきたカメラの中でも、立体感や彩度の“解像感”は圧倒的に良いです。LUMIX S5の有効画素数は2,420万画素しかないのに、階調が優秀だから、トリミングしても4,000万画素ぐらいの解像度に感じます。僕がLUMIXを推しているのは、色味だけではなく、この“解像感”も大きいですね。

──階調ですか?

万城目:階調が良いと、グラデーションも綺麗に見せられるんですよ。青空、水中、葉っぱ、太陽光が差し込んだ筋(光芒)とか、色々なところに発生したグラデーションが、他のカメラとは全然違います。
それと、LUMIXは良い意味で「色のクセ」があって、レンズの性能もよくて、立体感のクセもちょうどいい具合です。スッキリしすぎても味わいのない写真になってしまうところを、「素直な色」と「良いクセ」がいいバランスで両立してるところが僕は好きです。

──色に対して「意識していること」はありますか?

万城目:個人的なルーツとして、フィルムの色が正解だと思っていて、よく作品に再現します。
正確には、フィルムだけではなくて印画紙、写真集などのプリントしたものといった物理的に存在している色と言った方がいいでしょうか。このアナログな世界観の色を良い色と感じるので、追求することが多いですね。作品づくりは「この色気持ち良いなあ、好きだなぁ」というゴールを決めてから動くので、それに向けて再現していく形になります。

──フィルムの色の再現と、LUMIXの相性はいかがですか?

万城目:良いです。個人的にLUMIXは一番触りやすいですね。そもそもフィルムって、デジタルデータでは再現できないくらいの豊かな階調を持っているんですよ。それを再現するには階調の良いRAWデータで撮影できるカメラじゃないといけません。LUMIXはそれができると感じています。

──LUMIXのフォトスタイルは使っていますか?

万城目:L.クラシックネオは使っています。アメリカの80年代のニューカラーっぽい、ちょっとクセのあるフォトスタイル。それに近い気持ち良さ、抜けの良さを撮って出しで再現できるので使います。LUMIXは撮って出しでも品質が良いので、僕の場合、現像しないこともよくあります。フォトスタイルを使わずに、スタンダードでJPEG撮って出し。白映え、肌色、ホワイトバランスが全部良く、クオリティが高いのでよく使います。

──ユーザーが自分の表現したいものを表現できるようになるにはどうしたらいいでしょうか?

万城目:自分が表現したい作品に対する感性を研ぎ澄ませ、自分の興味を自覚し、どうしたいかを考えることをするべきかなと思います。それにはまず、「自分の手に馴染む色」を見つけることが必要です。この「自分の手に馴染む色」は「自分の好きな色」ではありません。僕の場合、好きな色は写真ではあまり使わない「黒」なんです。だけどよく使う色、「自分の手に馴染む色」はオレンジ系統が多いんです。別にオレンジは好きな色ではないんですよ。
僕が表現したい作品の多くが、よくオレンジ系統に馴染んでいるため、必然的にオレンジを使うことが多いんです。
この、「自分の手に馴染む色」を見つけるためには、フォトスタイルを使わずにスタンダードで1万枚ぐらい撮っていると、自然に「この色をよく使っている」と自身の傾向や系統、潜在的に「自分の手に馴染む色」が見つかってくると思います。
この果てしない作業を繰り返して、「自分の手に馴染む色」を見つけてください。
なぜなら、この色は、写真から教えてもらうしかないからです。

万城目 瞬

──万城目さんは今後「LUMIX Color Lab」でどのようなことにチャレンジしていきたいと思っていますか?

万城目:それぞれのプリセットを“共有“できるプラットフォームやコミュニティがあると良いと思っています。プリセットを「買う」というよりも「共有する」こと、ここに重きを置きたいです。
一方向からの提供だけでなく、この「LUMIX Color Lab」を通じて、僕の言葉で言う「自分の手に馴染む色」をみなさんに見つけてもらい、さらにそれを共有する。ストックフォトではなく「ストックプリセット」のようなイメージで、インフルエンサーだけではなく多くのクリエイターが気軽にプリセットを公開することができる仕組みができると、そこで知見を広めることもできて面白いと思います。
座談会や展示会なんかも実施していけるといいですね。
そうすることで、新しい気づきも生まれると思いますし、「LUMIX Color Lab」のコンセプトでもある「新たな表現を切り拓く」ことに繋がっていくと思っています。

豊田 慶記

INTERVIEW 02

豊田 慶記

「撮影者が
心地良いと感じられる」ことが
写真を楽しむ上では重要です。

写真・LUMIXとの出会い

──写真を始めたきっかけは何ですか?

もともと機械や機構といったメカに興味があり、10歳前後の時だったと思いますが機械としてのカメラに注目したのが写真を始めるそもそものキッカケになります。初めてのカメラはスプリングカメラという蛇腹を持つカメラでしたが、壊れていました。しかし構造が面白かったことをとても良く覚えています。絵を描くことが苦手だったこともあり、カメラがいとも簡単に光景を写し撮ることが出来るので、そこから写真に興味を持つようになりました。

──写真を仕事にしたいと思ったのはいつ頃からですか?

写真に携わる仕事がしたいと初めて思ったのは高校生の時、1997年の話になりますがロバート・メイプルソープの写真展を観た時です。写真があまりにも美しくて見惚れてしまいました。この時に漠然と「写真を撮る仕事がしたい」と思うようになりましたが、自動車が好きだったこともあり内燃機関のエンジニアを第一志望として考えていました。

──LUMIXに出会ったきっかけを教えてください

LUMIXとの初めての出会いはコンパクトデジタルカメラの評価業務に携わっていた2005年になります。機種名は忘れてしまいましたが、比較対象機であったLUMIXの使用感と、撮影したデータをプリントした際の印象がとても良かったことがいまでも鮮明に思い出されます。

LUMIXに再び注目するようになったのは2014年にLX100が登場した時のことになります。カメラ誌でテストをしてみてその描写と絵作りの良さに感心しました。またフルサイズのSシリーズが登場した際にやはりテストをしてみて、フルサイズというセンサーサイズよりも、もっと大きなセンサーフォーマット機で撮影したかのような立体的な描写と、滑らかでかつハイエストライトやディープシャドーへと自然に消失していく見事な階調表現に思わず目を奪われました。

写真における「色・表現」に関して

──写真における「色(表現)」とは何でしょうか。

概念的な話を含みますが、基本的に色はとても繊細で扱いの難しいものだと考えています。
色は、体調や感情、また環境光の影響といった広い意味でのコンディションによって感じ方が大きく変化する繊細なものです。さらに言えば鑑賞者に対して感情の方向性を付与する効果を持っています。これは、人間は顔色から体調を判断する(顔色が悪い・血色が悪いなど)という特殊な能力や「空気を読む」といった共感性を持っていることに起因していると考えています。
また、色から受ける印象は個人差や経験等によっても振り幅が大きく、色が持つ影響を踏まえた上で色を定義することは非常に困難であると考えています。
例えば、「空色」と言われればスカイブルーのような色を想像するかも知れませんが、空のブルーというジャンルに限定しても紺碧から薄い水色まで沢山の色を内包していますし、色覚多様性など個人差も大きく、その時の気分によっても思い浮かべる色は異なります。

以上のような考えを持っていますので、「写真における色・表現」とは、繊細でかつとても個人的というか主観的なものであると思っています。ですので「写真における色・表現」の理解は自由で良いと思いますし、「撮影者が心地良いと感じられる」ことが写真を楽しむ上では重要です。

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──心地いいと感じられる表現をするうえでの豊田さんのこだわりは何でしょうか

ライフワークとしての写真の場合の話になりますが、心地良い色を表現するうえで、「肌に合うカメラを使う」、というのがこだわりかもしれません。肌に合うという言葉は漠然としていますが、スペックや性能だけで選ばず、画像も含めてピンと来るカメラという意味です。

基本的には大量に撮影しますので、RAWデータをいちいち自分好みに合わせ込む作業をしていては時間がいくらあっても足りません。ですので、カメラが自分好みの表現をしてくれるかどうか、カメラJPEGの時点でどれだけ完成度を高めておけるか、が重要となります。

誤解されることが多いのですが、カメラJPEGというのはとてもハイクオリティにできています。メーカーが時間とお金と威信を掛けて開発し採用しているものであり、そのメーカーに対するブランドイメージやカメラの魅力を表現するものだからです。

私は写真表現に関わるお仕事をしていますので、編集や調整に関しては多少のノウハウを持っていますが、それでもカメラJPEGの美しさを越えるのは困難な作業になります。ですのでカメラが持つ強みを最大限活かし、効率的に事を進めるためにもカメラの絵作りに対する理解と、どれだけ少ない手数で心地良い再現に出来るかどうか、についてを知ることは大切です。
カメラへの理解を深めるとそこには発見がありますので、そうした発見の積み重ねがインスピレーションとなって「こんな表現や撮り方が面白いのではないか?」という原動力につながっています。

──撮影の際にこだわっている表現方法などがあれば教えてください

モノクロ表現と粒状を用いた表現手法にはこだわりがあります。モノクロにつきましては、写真の基本はモノクロであるという考えを持っていることと、単純にモノクロ表現が持つ被写体のカタチを陰影というシンプルな要素で再現することが面白いからです。また粒状を用いる理由については、少し話が長くなるのですが、もともと写真で音を表現したいという想いがありました。音を表現するにはどうしたら良いのだろうか?と考えた時に、「音」の仕組みについて学ぶことからはじめました。音とは空気の振動で波として伝わるものになります。この空気の振動は、鼓膜に届いた段階では情報の取捨選択が出来ておらず、いわゆるノイズのような状態となっていて、脳が処理することで音として認識されます。

ここで「ノイズ」について注目してみました。まず真っ先に思い浮かんだのがデジタル放送以後は見る機会が減ってしまいましたが、テレビのザーッといういわゆる「砂漠」になります。これを画像に加味することで、少なくともザーッという音は表現出来るのではないか?と連想し、写真で音を伝える手段として粒状を用いた粗粒子表現に目をつけ高感度フィルムを使った作品作りをしていました。
また結果論ではありますが、ノイズ成分にはディザリング※1という補完効果があり、画像の階調性をなめらかに見せる働きがありますので、結果として写真に立体感を演出する効果があります。

※1ディザリング
少ない情報に対してノイズ成分を加えることで情報を補完して知覚させること。
例えば、白と黒の2色しか利用できない場合に、1ピクセルごとに白と黒を切り替えて市松模様の領域(縮小して見るとノイズのように見える)を作ると、その部分は人の目には灰色に見える。この原理を利用して、使用可能な色の中からいくつかの色を互いに近づけて配列することで、単純に最も近い色で塗りつぶすより自然な見た目にすることができるのです。


そういった発見や疑問からテーマを設定し、想像力を働かせることを楽しんでいます。つい最近でもデバイスの特性を活かした撮影手法を編み出しましたので、そちらで新たな表現が出来ないかと試行錯誤しています。

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LUMIXの表現する「色」「絵作り」

──LUMIXの色に関してどのように感じていますか?

とても自然で心地良い再現だと感じています。忠実色と記憶色の丁度良いバランスなので、写真を眺めていて撮影時の感動や感情が蘇ります。通常、忠実寄りの絵作りでは記憶との乖離が大きくなりアッサリした印象になってしまいがちです。その一方で記憶寄りの絵作りですと現実と比べて派手過ぎる再現になりやすいという難しさがありますが、LUMIXの色はそのバランスが丁度良く、長時間眺めていても飽きたり物足りなさを感じたりすることがなく、その世界に没頭できる美しさがあると思っています。これはどのフォトスタイルにも共通していて、機能をアピールするための機能になっていません。
L.系のフォトスタイルについては、色々と撮影を重ねていくうちに、かつてよく使っていた銘柄のフィルムであったり、巨匠の写真のような表現をカメラがすることがあるという気付きがありました。そこで「ひょっとして、開発チームにあのフィルムや写真集を知ってる人が居るのかな?」と思ったりするのも楽しいですし、同じ「好き」を愛する人がいると思うと親近感が湧いてきたりもしています。

──LUMIXの絵作りに関してはどのようにお考えですか?

LUMIX Sシリーズが登場しレビューを行った際に、フルサイズとは思えないような描写力に驚きました。同じくレビューを行った先輩カメラマンに話を聞いたところ、彼も同様の印象を持っていたので「自分だけじゃなかった」と安心したことを覚えています。開発者インタビュー※2でLUMIXの画像設計チームの取材をした際に「フルサイズ以上のフォーマットで撮影したような感じがする」と伝えたところ「我々はマイクロフォーサーズでとても苦労しました」という笑い話から始まり、フルサイズセンサーが持つ素性の良さにマイクロフォーサーズで培ったノウハウを加えることでこれほどの描写になるのか、という驚きが開発チームにもあったことを聞きました。

そういった開発者の驚きを製品を通して追体験するのはとても楽しい時間であり、現在約1年ほどS5も使っていますが未だに「こんなに写るのか!」という驚きがあります。
加えてLUMIXの絵作りはとても中庸でいて高い次元でバランスしています。突出した特徴は時として目障りになってしまうことがありますが、LUMIXの絵作りはそれがありません。表現は良くないかも知れませんが「余計な事をトコトンしない絵作り」です。それでいて素のままでも十分に美しいので調整も少なくて済みます。LUMIXでは絵作り思想として「生命力・生命美」を掲げています。海外版では「Capturing It All」と表現されていますが、まさにそのとおりで、全てをありのままに写し撮ってくれるので、先程述べた通り素のままで十分なクオリティがあり「手間いらず」なところが気に入っていますし、フォトスタイルの調整で自然さを維持したまま自分色にも染められる懐の深さも魅力的です。またシグマレンズが使えることもLUMIXの魅力です。

※2 開発者インタビュー
「パナソニックが目指す「生命力・生命美」とはどのような画質設計なのか」前編
「パナソニックが目指す「生命力・生命美」とはどのような画質設計なのか」後編

──フォトスタイルとはどのようなものとお考えですか?

フォトスタイルはフィルム時代に好きな銘柄をシーンに合わせて使い分けるような感覚のものだと考えています。上述の通り、写真の基本はモノクロだと考えていますので、L.モノクローム系の特にDとSは好みの表現なので常用しています。カラーではL.クラシックネオとスタンダードを選ぶシーンが多いですが、LUMIXらしさを楽しみたい時にはL.クラシックネオですが、被写体に注目したい時はありのままを捉えてくれるスタンダードを選びます。また最近フラットの魅力に気付いたのでフラットばかり使っています。オリジナルの調整をLUMIX Color Labで公開していますので参考にしてみてください。

私事ではありますが、フィルム時代にはネガフィルムはコダックを使っていました。特にL.系のフォトスタイルはコダックの再現に近いと感じています。
またフォトスタイルの調整は基本的にやっています。カラーではハイライトを下げてシャドーを持ち上げてコントラストを下げる調整にしています。モノクロでは逆にコントラストを高め、フィルター効果も利用してダイナミックな表現にしてみたり、ローキーで重厚感のある調整にしています。

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──ユーザーがより写真を楽しむために、豊田さんの想いを教えてください

フォトスタイルはどの設定であっても1日を通して撮影が楽しめる絵作りになっています。言い換えれば、あらゆるシーンや撮影条件に対して適正がある、ということです。そのため、それぞれの絵作りの特徴や得手不得手など気にすること無く、失敗を恐れず色々なフォトスタイルで撮影を楽しんで欲しいと思います。またRAW+JPEG記録しておけば撮影後に異なるフォトスタイルを適用してみることで「新しい発見が得られる」可能性もあります。

撮影の楽しさはイメージを具現化することだけではなく、こうした発見をもとにさらに想像をふくらませ、次の撮影へと想いを馳せることもまた写真の醍醐味です。撮影の時間を作れない時でもボディ現像でカメラへの理解を深めることが手軽に出来るのはLUMIXの良いところでしょう。そうした経験を踏まえてLUMIX Color Labでフォトスタイルやフォトスタイル調整のヒントを得て自分だけのレシピを作ってみるのもオススメですし、あらたなアイデアが出てくるかも知れません。

フォトスタイル調整の良いところはカメラの画像処理エンジンを利用して安定して一貫性のある絵作りを手軽に構築することが出来る点にあります。フォトショップなどの写真編集アプリで大量の画像に統一感のある絵作りを適用しようと思うと非常に大変で特殊な技術が必要になってきます。しかしフォトスタイルを作り込むことができれば、難しいことはカメラが担ってくれ、後処理の時間を大幅に短縮させることが出来るので、ワークフローの効率化が図れます。さらに言えばカメラが生成するJPEG画像はとてもハイクオリティなので、効率化と高品質が両立できるお得な手段でもあります。